日本体育協会公認スポーツドクターの認定証が先日送られてきました。他の専門医の資格が、学会や医師会から公認されているのに対して、この資格は日本体育協会から公認されている所が大きな違いです。スポーツドクターの資格は、日本体育協会の中では、スポーツ指導者の資格に位置づけられています。この資格には、各競技の指導者の資格や、アスレティックトレーナーの資格なども含まれます。
これらの資格を持った人たちには、認定証の他にカードも送られてきます。このカードは、私の勤務している早稲田大学スポーツ科学学術院の他の多くの教授ももっているもので、スポーツでお互いが結ばれているという仲間意識ができて、なかなか良いものです。
公認スポーツドクターを持っていることで良い面は、実際の精神科の診療の中では多く有るということはありません。また、試合に帯同するチームドクターというような役割を精神科の私がすることもありません。しかし、アスリートが安心して受診してくれること、またスポーツ関係者が安心して相談をしてくれることなどは、非常に大きな利点です。
まだまだ、精神的な問題で受診するということは、アスリートにとって高いハードルです。我々の方から、このハードルを下げていく努力も必要です。日本体育協会公認スポーツドクターをとり、スポーツに対する理解ということを高めていくことが、結果的に多くのアスリートの問題を早く解決する効果になると良いと思っています。
これらの資格を持った人たちには、認定証の他にカードも送られてきます。このカードは、私の勤務している早稲田大学スポーツ科学学術院の他の多くの教授ももっているもので、スポーツでお互いが結ばれているという仲間意識ができて、なかなか良いものです。
公認スポーツドクターを持っていることで良い面は、実際の精神科の診療の中では多く有るということはありません。また、試合に帯同するチームドクターというような役割を精神科の私がすることもありません。しかし、アスリートが安心して受診してくれること、またスポーツ関係者が安心して相談をしてくれることなどは、非常に大きな利点です。
まだまだ、精神的な問題で受診するということは、アスリートにとって高いハードルです。我々の方から、このハードルを下げていく努力も必要です。日本体育協会公認スポーツドクターをとり、スポーツに対する理解ということを高めていくことが、結果的に多くのアスリートの問題を早く解決する効果になると良いと思っています。