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2015年4月1日水曜日

日経メディカル 特集「攻めの不眠診療」に取り上げられました

日経メディカルに、ここのところ時々取り上げられます。今回は、「攻めの不眠診療」という特集に取り上げられました。日経メディカルの編集者によるインタビュー記事なので、私が書いた記事ではありませんが、多くの先生方にインタビューをしてまとめているので、良いと思います。



私が出ているのは、

Step2:睡眠への「誤認」を解く

という項目で、私の顔写真も出ていますので、御覧ください。こういう記事は、様々な先生方の談話を総合的にまとめているので、必ずしも自分の意見が全て反映されている、あるいは、正確に自分の考えが反映されている、という点では不満が残る面もありますが、他の先生方の考えがわかって、勉強になる面もあります。

私は、不眠症の患者さんに会った時には、必ず、現状の評価、そしてどんな状態をゴールと考えるのか、あるいは、不眠を解消する道筋はどのようなものか、という話をします。その上で、治療を開始するわけですが、それをせずに 眠れない ⇒ じゃあ、睡眠薬を出しましょう というような治療が多いというのも事実です。それに対する警鐘、そしてではどうすればよいのかという教育的な意味では、この特集はとても意味のあるものであると思いました。

2015年2月6日金曜日

アスリートの不眠に筋弛緩作用が少ない睡眠薬:日経メディカル

日経メディカルに取材を受けたものが、12月にウェッブに公開されています。日経メディカルは、印刷されたものもありますが、ウエッブ版もあって、会員に公開されています。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201412/539889.html

上記が私の記事のURLですが、会員登録しないと読めないようです。スクリーンショットを掲載します。

日経メディカルの記事より


ポイントは、筋弛緩作用です。病院やクリニックでは比較的多く使われているベンゾジアゼピン系の薬物には、筋弛緩作用があります。このような作用は、身体的に健康な若年者であれば、さほど問題になる作用ではありません。しかしながら、アスリートとなると、競技会では100分の1秒を争う競争をするわけです。そんな時に、筋弛緩作用のある薬物を投与されていたのでは、競技にマイナスになってしまいます。そういう中で、できるだけ影響の少ない薬物で、かつ効き目のある使い方をするというポイントについて解説したものです。具体的には、ノンベンゾジアゼピン系睡眠薬(マイスリー、ルネスタ)などの仕様や、ロゼレム、ベルソムラなどについても言及しています。

このような、筋弛緩作用に配慮した薬物の使用は、実は高齢者への配慮とも重なるものです。高齢者は、もともと筋力や反射の能力が低下しているため、転倒のリスクが有ります。転倒⇒骨折、そしてこれからベッド上安静、更に筋力低下、そして寝たきりという事にならないよう、転倒には十分注意しなければなりません。したがって、睡眠薬の選択も、アスリートに対する視点と同様な視点が必要になってくるわけです。