帰りの便が前日に変更になったとユナイテッドから連絡があり、ヒューストンから成田の便が、一度ロサンジェルスを経由することになりました。その確認の時に、ビジネスクラスへのアップグレードをお願いしたところ、うまくアップグレードされました。ビジネスクラスは、健康には良いと思います。フルフラットで眠れますし、体を伸ばせるので血栓ができにくいと思います。また、仕事もしやすい環境。そして、食事も非常に良いです。もちろん高いので、自分でビジネスを予約することはありませんが、今回のような長旅の時のためにマイルをためて、ビジネスにアップグレードするのがちょっとした楽しみです。
映画を二本観ました。一つは、リベンジマッチという、ロバートデニーロとシルベスタースタローン主演の映画。若い頃に、ボクシングを戦った、お互いに憎み合うライバルが、年を経た60歳代になり、リベンジマッチを行うというコメディーですが、出演者が良いこともあって、面白かったです。このリベンジマッチをやることになり、若い頃にあった様々なこだわりや、お互いの誤解などが時をへて、解決しこの二人をとりまく人たちの家族や夫婦、友人がたちの人間関係が解決していく様子も描かれています。
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_vzEWkOW2S5lI07KLc9qCavpa5c-NJB14J84DWuyfbRzc4JtJEIR61tzJuPJRpCO3ejO2pVkF_BjjevGA0lQh5lasNltLTj5oW-Sd245_SW9I8POXhDnTrL4R0lqwDHrb5qWk3xUL63f8sUfzAuqHpb1IjcCCLWJmGIjdGUyrCSvSpW5mkTa_mXolAQbPCSNmGRj9YLFDi9xK6NkYbQTC97YE_-4YyB9kgePaRkEmvJDVPZSMOHATl_DfeyRUz7zwtSvmyMe8i9=s0-d)
もうひとつは、とらわれて夏。これは、離婚した傷心の女性と息子が、ふとしたことから脱獄犯を車に乗せることになり、自宅にかくまえと言われるのですが、次第にこの脱獄犯の人間性に引かれていくというストーリーです。この映画も、ストーリーを多くは書けませんが、年を経て若い頃を見直すという側面がある映画です。
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_tMRpndiz2IkR-UfxB1-Niz9WoHq6Q_GcAMF0g2dGtIa_EDq5BwrT08I0jIcvO-P94iZSJpdIO_rrmgVcg7fPW0og4HzeI1GgBHOsi9NXGPN5CVTy2mQTV2qgZhn93rlZqijPApPya3gCGzzDynQqURLRLHWR8DBtk3nMpnaZMqyy0XXVG0iLDNHG3MuJZfqOyysp5ad1-DGZUJMYVPoaeYbEFBail-hOzU7C2PuWJc9HUg5OQnkKQj5XJ-a-gtYGbLggNEhOmO=s0-d)
どちらも、大傑作とは言えませんが、自分自身がすでに60歳に近づいてきて、若い頃の自分の様々な葛藤をもう一度見直し、自分の人生について考えるという時期にきているので、そういった意味で感ずるところのある映画でした。
最近、漱石の「こころ」を読みましたが、こちらは若いときの問題が大きく、年をとってこれを解決という構図は同じでも、その重さや深さは大きいものでした。
初老期のうつ病の患者さんを診察する際には、やはりこのような視点で患者さんを診ることが大切なように思います。初診か、診察を始めた早い時期に、最近のストレス状況だけではなく、これまでの人生について伺うことの重要性を改めて考えました。このようなことを最初に伺うことで、治療関係はより良好になるでしょうし、また、治療成績も上がると思います。そんなことも、考えた映画でした。
映画を二本観ました。一つは、リベンジマッチという、ロバートデニーロとシルベスタースタローン主演の映画。若い頃に、ボクシングを戦った、お互いに憎み合うライバルが、年を経た60歳代になり、リベンジマッチを行うというコメディーですが、出演者が良いこともあって、面白かったです。このリベンジマッチをやることになり、若い頃にあった様々なこだわりや、お互いの誤解などが時をへて、解決しこの二人をとりまく人たちの家族や夫婦、友人がたちの人間関係が解決していく様子も描かれています。
もうひとつは、とらわれて夏。これは、離婚した傷心の女性と息子が、ふとしたことから脱獄犯を車に乗せることになり、自宅にかくまえと言われるのですが、次第にこの脱獄犯の人間性に引かれていくというストーリーです。この映画も、ストーリーを多くは書けませんが、年を経て若い頃を見直すという側面がある映画です。
どちらも、大傑作とは言えませんが、自分自身がすでに60歳に近づいてきて、若い頃の自分の様々な葛藤をもう一度見直し、自分の人生について考えるという時期にきているので、そういった意味で感ずるところのある映画でした。
最近、漱石の「こころ」を読みましたが、こちらは若いときの問題が大きく、年をとってこれを解決という構図は同じでも、その重さや深さは大きいものでした。
初老期のうつ病の患者さんを診察する際には、やはりこのような視点で患者さんを診ることが大切なように思います。初診か、診察を始めた早い時期に、最近のストレス状況だけではなく、これまでの人生について伺うことの重要性を改めて考えました。このようなことを最初に伺うことで、治療関係はより良好になるでしょうし、また、治療成績も上がると思います。そんなことも、考えた映画でした。
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