早稲田大学の、スーパーグローバル大学プロジェクトの関連で、タイのチュラロンコン大学を訪問しています。チュラロンコン大学は、タイの初めての大学で、国立大学です。したがって、タイにおける東大のような存在だと思います。ロケーションが大変良く、バンコクのまさに商業のどまんなか、SIAMという地区にあります。周りは、SIAM Paragon, SIAM Center, MBKなどたくさんの商業施設が有り、まさに都会のどまんなかに広大なキャンパスが有るという感じです。話を聞くと、キャンパスの一部は商業施設に貸し出しており、これによって大学の収入の一部を得ているようです。
私は、スポーツ科学部を訪問し、今回は英語で睡眠の講義を行いました。また、今後の早稲田大学との交流についても話し合いを行いました。今回の訪問でタイについて、いろいろ知識を深めたので紹介したいと思います。
1.タイはずっと独立を保ってきた国では有りますが、第二次大戦の末期では、日本軍の駐留が有り、更に、選択肢なく枢軸国側について一時期戦ったということがあったようです。私が、タイはずっと独立を守ってきているということを、チュラロンコン大学の先生と話していると、彼は、そういうことになってはいるが、少なくとも一時期は日本の支配下にあったと言っていました。確かにそういうことが有り、枢軸国側で戦ったことについては、戦後の裁判では敗戦国の中には入らなかったということです。
2.タイの大学には制服が有り、少なくとも学部生は殆どの大学で制服を着用することが義務付けられているようです。そのうち、なくなるかということを話したところ、多分そうなるだろうと言うことでした。ただ、その話の中で、制服については、男子が女子の制服を着ることは認めることになったと話していました。急にそういう話が出てきたので、ちょっと戸惑ったのですが、タイは、セクシュアル・マイノリティに対しての寛容度は非常に高いように思いました。
3.大学における宗教儀式(仏教)にも出席しましたが、仏教が生活の中に深く浸透しています。どのような人にあっても、手を前で合わせてお辞儀をしてくれます。更に、日経の記事でタイの仏教について読んだところ、現在でも若い世代が短期間出家して仏教について学ぶ習慣があると書いてありました。実際に、チュラロンコン大学の先生に聞いてみると、自分もやったと話してくれました。そのように、短期間出家することが、家族にとっても誇りであるようです。僧侶を敬う気持ちが非常に強いことにも感銘を受けました。
4.バンコクは大都会では有りますが、やはり人々の生活は日本よりもゆったりとしているように思いました。私が今回コンタクトしているチュラロンコン大学の先生も、早稲田大学を訪れてカンファレンスに参加した際も、聴衆の殆どが最後まで残っているのには感銘をうけたと言っていました。またいろいろな新聞記事等からの知識を得ているようですが、サラリーマンが夜遅くまで仕事をし、その後飲んで家に帰って、ネクタイしたまま寝込んで朝を迎えるという話を何処かで読んだといって、笑っていました。何か自分も、ゆったりした生活を忘れていたような気持ちになりました。
また、訪れたい国の一つです。
私は、スポーツ科学部を訪問し、今回は英語で睡眠の講義を行いました。また、今後の早稲田大学との交流についても話し合いを行いました。今回の訪問でタイについて、いろいろ知識を深めたので紹介したいと思います。
チュラロンコン大学での講義の後の記念撮影 |
2.タイの大学には制服が有り、少なくとも学部生は殆どの大学で制服を着用することが義務付けられているようです。そのうち、なくなるかということを話したところ、多分そうなるだろうと言うことでした。ただ、その話の中で、制服については、男子が女子の制服を着ることは認めることになったと話していました。急にそういう話が出てきたので、ちょっと戸惑ったのですが、タイは、セクシュアル・マイノリティに対しての寛容度は非常に高いように思いました。
3.大学における宗教儀式(仏教)にも出席しましたが、仏教が生活の中に深く浸透しています。どのような人にあっても、手を前で合わせてお辞儀をしてくれます。更に、日経の記事でタイの仏教について読んだところ、現在でも若い世代が短期間出家して仏教について学ぶ習慣があると書いてありました。実際に、チュラロンコン大学の先生に聞いてみると、自分もやったと話してくれました。そのように、短期間出家することが、家族にとっても誇りであるようです。僧侶を敬う気持ちが非常に強いことにも感銘を受けました。
4.バンコクは大都会では有りますが、やはり人々の生活は日本よりもゆったりとしているように思いました。私が今回コンタクトしているチュラロンコン大学の先生も、早稲田大学を訪れてカンファレンスに参加した際も、聴衆の殆どが最後まで残っているのには感銘をうけたと言っていました。またいろいろな新聞記事等からの知識を得ているようですが、サラリーマンが夜遅くまで仕事をし、その後飲んで家に帰って、ネクタイしたまま寝込んで朝を迎えるという話を何処かで読んだといって、笑っていました。何か自分も、ゆったりした生活を忘れていたような気持ちになりました。
また、訪れたい国の一つです。