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2014年4月11日金曜日

精神障害者フットサル

先日、昨年の東京国体(スポーツ祭東京2013)の中で行われた、精神障害者フットサルのDVDが送られてきました。精神障害者のスポーツは、現在バレーボールが正式種目として障害者スポーツ大会の種目となっています。これに加えて、現在フットサルを正式種目に加えるべく、活動をしているわけです。精神障害者スポーツについては、私も委員をしている、日本精神保健福祉連盟のスポーツ振興の委員会が大きな役割を果たしています。

YouTubeに映像があります。大会は、明治学院大学で開催されました。


この前日に、ヨーロッパ各国、南米各国、アジア各国が参加して、精神障害者スポーツ国際化実行委員会も開催されています。この委員会では、国際大会開催に向けて、各国が努力することも宣言されました。

精神障害者スポーツは、主には、統合失調症の患者さんが、ディケアなど社会復帰の活動の中で行っていたものですが、これが次第に競技性を帯びてくるようになりました。2000年からは全国の大会が開かれるようになりました。当初は、競技性を導入することで、プレッシャから精神疾患が悪化するのではないかという心配もありましたが、そういったことはほとんどありませんでした。むしろ、全国大会という大きな目標ができたり、試合を通じて、活動の場が広がり、社会性が広がるなど、多くの良いことがありました。

こういったスポーツ振興には、スポーツ好きの医療スタッフの熱心な活動が欠かせませんし、これが患者さんに対しても、非常に大きなエネルギーとして治療的に働いているのは、とても嬉しいことです。

2014年3月24日月曜日

障害者雇用対策

障害者雇用対策は、「障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進(厚生労働省)」するものです。各企業は、雇用者の2.0%に相当する障害者を雇用することが義務付けられています(障害者雇用率制度)。これに満たない企業は、納付金を納めることが求められ、これを資金にして障害者雇用をしている企業に調整金を支払ったり、障害者雇用のための施設設備費等に助成をしています。

このような制度は、主には身体障害者を対象(1976年)として始まり、次第に知的障害者(1987年)、そして精神障害者に枠が広げられてきました(2006年)。このような変化は、障害者スポーツにおける変化とも似ています。精神障害者が後回しになるのは、このような歴史が明らかにするところですが、しかし、現状では精神障害者も障害者雇用の対象となり、これによって仕事をする機会が実際に多くなっています。

私の患者さんたちも、このような制度を利用して仕事をすることがしやすくなっています。これまでにも、多くの患者さんが、このような障害者雇用で仕事についておられます。このような障害者枠を多く持っている企業は、大きい企業で、障害者雇用でも通常の雇用と同様の福利厚生がつきますので、非常に良い条件で仕事をすることができている方もいます。このような制度があると、仕事について社会の中で活躍し、労働によって自立する生活がしやすくなり、生活の質が向上します。これは、生きがいにもつながり、多くの患者さんがやりがいのある人生を送れるようになります。最近この雇用で職を得た患者さんも、とても生き生きとうれしそうにしておられました。

2014年3月12日水曜日

埼玉県精神保健福祉協会

埼玉県精神保健福祉協会の理事をしています。昨日理事会がありました。代表理事は、埼玉医科大学の山内先生です。私は、この会には、埼玉国体(2004)のあとの障害者スポーツ大会のお世話をしたのがご縁で参加しています。この時は、昼のエキジビションに、ゼッターランド・ヨーコさんに来て頂いて、こばとんとバレーボールをしてもらいました。もう10年も前の懐かしい思い出です。

さて、この埼玉県精神保健福祉協会は、埼玉県内の精神医療、保健、福祉の向上に役立つ仕事を多くしています。具体的にはさまざまな啓蒙活動としての講演会の開催、精神障害者のスポーツ活動、芸術活動の開催、またこのような活動をしている団体へのサポートなどです。

2014年6月21日には、聖学院大学学長 姜尚中 (カン・サンジュン) 氏の講演会を、大宮ソニックシティーで開催する予定もあります。