2015年3月23日月曜日

スマホの睡眠アプリ

私は外来で患者さんに睡眠日誌をつけてもらうことをお願いすることが多くあります。睡眠日誌は、もっとも簡単な睡眠記録法で、患者さんが床に入った時刻と眠った時間、および覚醒した、起床した時刻を、横軸に24時間、縦軸に2週間位の表の中に、書き込んでもらうものです。グーグルサーチなどで、睡眠日誌と打ち込んで、画像をみると沢山の睡眠日誌がでてきます。これをダウンロードして使ってみると良いと思います。睡眠日誌をつけることよって、おおまかにどのような睡眠をとっていたのかが分かります。自分の睡眠時間がどのくらいか、大まかには誰も答えられると思いますが、実際につけてみると、思ったより少ない(あるいは多いことも?)あると思います。

このような睡眠日誌は、様々な疾患で有効ですが、やや客観性に欠ける面もあります。また、つけ忘れも多くあります。この、「つけ忘れ」あるいは「つけられない」という患者さんの場合は、これ事態が所見となる場合もあります。ひとつは、うつ状態などの具合が非常に悪くて、つける気力がない場合。もう一つは、注意欠如障害などの発達障害があり、これによって毎日行う作業ができない場合です。

このような睡眠日誌の他に、もうすこし睡眠を客観的に測定できる方法があります。より、お金を掛ける方法は、以前にこのブログでも紹介したウェアラブル機器を利用する方法です。こちらも、興味がありますが、最近はまた様々な機材が出ているので、またそのうち紹介してみたいと思っています。

さて、これよりももう少し簡単な方法には、スマートフォンを使うものがあります。私は、以前iPod Touchを使っていた頃に、Sleep Cycle Alarm Clockをしばらく使ったことがありましたが、最近はAndroidユーザーで、しばらくこのようなアプリは使っていませんでした。

調べてみると、私がここでレビューする必要はないほど詳細な記事がインターネットにありました。

スヤスヤ眠れてすっきり目覚められる毎日を求めて、睡眠アプリをいろいろ使い倒してみました

2014年11月の記事なので、内容も新しいでしょう。



この中で、私は、しばらく「熟睡アラーム」というのを使ってみようと思います。

こういったアプリに興味を持っている理由は、患者さんに勧めることを考えているからです。このようなアプリを使ってもらって、睡眠管理をしてもらえるようになるとよいなとも思っています。ただ、自分がほしい情報や使い勝手や信頼性となると、いろいろ調べてみましたが、まだこれ!というものに突き当たっていません。




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