以前にも睡眠文化について書きましたが、連携大学の学生を含めたすべての学部むけの講義として、「睡眠の医学」という講義を行っています。そろそろ、この講義が終了します。
この講義は、主には生物学的な意味での睡眠のメカニズムや、これに問題が起きた時の睡眠障害について学んでいます。受講開始時には、テレビや雑誌などである程度の知識は有るかもしれませんが、睡眠についてさほど詳細には知らなかった学生が、睡眠についての正しい知識を得て、これを日々の生活に生かしていけるようにするのが目的です。
試験も行いますが、その時には必ず、正常な若年者の睡眠図を書いてもらいます。これは、下図のようなものですが、これを理解することによって、様々な睡眠の側面について考察することが可能になると思っています。自分で何も見ずに書けるようになるというのは、「あ、こういうの、見たこと有る。」というのとは、理解度に大きな違いが有ります。何も見ずに、自分から書くというのは意外に大変なことなのです。これによって、睡眠に対する理解度は随分と上がると思います。
参考までに、講義の概要を示しておきます。この講義は、一般には公開されていませんが、そのうちに機会があれば、10回程度にまとめて、市民講座などでもやっても良いかもしれません。
9月30日 イントロダクション; 課題説明; 睡眠の定義
10月07日 睡眠研究の歴史
10月14日 ヒトの睡眠検査法; ノンレム睡眠とレム睡眠
10月21日 睡眠の神経生理学(睡眠を作る脳);動物の睡眠
10月28日 睡眠の発達と加齢;睡眠の制御(ホメオスタシスモデル)
11月04日 運動と睡眠; 睡眠とホルモン
11月11日 夢; 睡眠と記憶
11月18日 招聘講師講義: 鍛冶恵先生 睡眠文化論
11月25日 睡眠医学の臨床I 睡眠障害の分類、不眠症
12月02日 睡眠医学の臨床II 過眠症と睡眠時無呼吸症候群
12月09日 睡眠医学の臨床III 睡眠覚醒リズム障害、睡眠行動障害
12月16日 睡眠医学の臨床IV 睡眠障害の種類と診断、スポーツと睡眠 ::: 睡眠日誌提出
01月13日 睡眠医学の臨床V 日本人の睡眠・睡眠の社会学
01月20日 教場試験
この講義は、主には生物学的な意味での睡眠のメカニズムや、これに問題が起きた時の睡眠障害について学んでいます。受講開始時には、テレビや雑誌などである程度の知識は有るかもしれませんが、睡眠についてさほど詳細には知らなかった学生が、睡眠についての正しい知識を得て、これを日々の生活に生かしていけるようにするのが目的です。
試験も行いますが、その時には必ず、正常な若年者の睡眠図を書いてもらいます。これは、下図のようなものですが、これを理解することによって、様々な睡眠の側面について考察することが可能になると思っています。自分で何も見ずに書けるようになるというのは、「あ、こういうの、見たこと有る。」というのとは、理解度に大きな違いが有ります。何も見ずに、自分から書くというのは意外に大変なことなのです。これによって、睡眠に対する理解度は随分と上がると思います。
参考までに、講義の概要を示しておきます。この講義は、一般には公開されていませんが、そのうちに機会があれば、10回程度にまとめて、市民講座などでもやっても良いかもしれません。
9月30日 イントロダクション; 課題説明; 睡眠の定義
10月07日 睡眠研究の歴史
10月14日 ヒトの睡眠検査法; ノンレム睡眠とレム睡眠
10月21日 睡眠の神経生理学(睡眠を作る脳);動物の睡眠
10月28日 睡眠の発達と加齢;睡眠の制御(ホメオスタシスモデル)
11月04日 運動と睡眠; 睡眠とホルモン
11月11日 夢; 睡眠と記憶
11月18日 招聘講師講義: 鍛冶恵先生 睡眠文化論
11月25日 睡眠医学の臨床I 睡眠障害の分類、不眠症
12月02日 睡眠医学の臨床II 過眠症と睡眠時無呼吸症候群
12月09日 睡眠医学の臨床III 睡眠覚醒リズム障害、睡眠行動障害
12月16日 睡眠医学の臨床IV 睡眠障害の種類と診断、スポーツと睡眠 ::: 睡眠日誌提出
01月13日 睡眠医学の臨床V 日本人の睡眠・睡眠の社会学
01月20日 教場試験
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