2014年9月24日水曜日

スポーツとスポーツ科学の国際化 (3) アジア睡眠学会の教育セッションに参加して

アジア睡眠学会で教育セッションが有り、インド、オーストラリア、アメリカ、などの臨床家・研究者が、睡眠教育のあり方や国際連携について話し合いました。この話は、スポーツとスポーツ科学の国際化、あるいは、早稲田大学スポーツ科学学術院の国際化を考える上で参考になりました。

また、夜のバンケットでは、インドの研究者に、高校生が日本の大学を受験して入ろうと思うかというような事も聞いてみました。インドからは、シンガポールに留学する人や、一部香港に行く人もいるけれども、殆どは欧米に行くということでした。

インドで話を聞いているということも有りますが、アジアにはまだ、英国連邦のつながりがかなり残っているんだなぁという気もいたしました。したの図は、右ハンドルで車を運転している国の図なのですが、右ハンドルである理由はイギリスから交通制度を取り入れたからです。そういう意味では、この図は現在のアジアの国のつながりを見るという視点で参考にしても良いかもしれません。

右ハンドルの国

香港は写っていませんが、香港シンガポール、そしてオーストラリアやインド・パキスタンなどは、共通の英語言語を用いて、歴史的にも仲間の意識があるような印象をもちました。

スポーツとスポーツ科学の国際化について、英語教育が大切であることは間違いないと思います。これによって、アジア・オセアニアなかで右ハンドルの国の仲間に入れるということも言えるように思います。しかし、韓国の英語教育が、日本より進んでいるものの必ずしも順調でないように(東洋経済記事)、日本でも十分に考えて物事を進めていかないと、教育という視点からの国際化は進んでいかないようにも思います。

今回は、インドから見た国際化で、これが英国連邦(Britisch Commonwealth)の歴史と関わっている印象を持ちましたが、きっとこれは中国、韓国、台湾、あるいはシンガーポール、タイにいけば変わって見えてくるものもあるように思います。興味のあるところです。

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