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2018年2月5日月曜日

注意欠如症におすすめノート

大人の発達障害の一つであるADHDでは、多動性衝動性は比較的収まっており、不注意優勢型であることが多くあるともいます。本人は、仕事を真面目にやろうという気持ちは十分にあるのですが、幾つもの仕事を振られると、抜け落ちてしまう、やり残してしまうということがあります。約束事を忘れてしまうなどがあると、仕事上は大きな問題になってしまうと思います。

もう一つは、時間配分がうまくいかないということもあります。一つのことをやり始めると時間を忘れて仕事に取り組んでしまうために、やるべき仕事の半分しかできずに一日終わってしまうということもあります。

こういうときに、メモをとることはとても大事です。しかし、多くの場合はあちこちにメモを書いて、そのメモがどこにあるのかわからなくなってしまうなどということが有り、これは薬物治療などもしながら、ノートは一つにするということを徹底することがとても大切になります。すべてのことを一つのノートに書くということです。

もう一つは、時間配分もノートに書くということです。そのような意味でのおすすめのノートについて考えていたところ、私の患者さんが良いノートを見せてくれました。調べてみたところ、ロフトのHPにノートについての解説がありました。

ロフトのおすすめ手帳の選び方

という、サイトですが、リンクを張っておきます。
ロフトのサイトより:週間バーチカルタイプの例
この中で私がおすすめするのは、「週間バーチカルタイプ」というものです。一週間のスケジュールを、日にちごとに縦の時間軸に沿って、埋めていくというものです。これを用いれば、その日一日の自分の行動がイメージとして頭に入りやすいと思います。注意欠如症の方は、イメージを覚えるのが上手なことも多いので、そういった意味でも良いと思います。使い慣れれば、絵を入れたり、色分けをしたりすることでかなり効率的な仕様ができるのではないでしょうか。


2016年5月18日水曜日

第41回日本睡眠学会 シンポジウム 発達障害と睡眠障害



2016年7月7日8日の二日間、東京都新宿区の京王プラザホテルで、日本睡眠学会が開催されます。
http://www.c-linkage.co.jp/jssr41/

この学会で、私と中島先生(下記)がオーガナイザーとなって、発達障害と睡眠障害というシンポジウムを行います。

シンポジウムは、


中島亨先生 杏林大学
http://dr-guide.net/www/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E4%BA%A8/
神山潤先生 東京ベイ・浦安市川医療センター CEO
http://www.j-kohyama.jp/profile.cfm
本田秀夫先生 信州大学
http://www.shinshu-u.ac.jp/hp/bumon/kokoro/goaisatu.html

この4名で行います。

私自身は、成人の注意欠如多動性障害と日中の眠気についての話をする予定です。

この問題は、このブログでも何度も取り上げてきており、エントリーのヒット数もこれまで上位を維持してきています。また、ブログの記事を読んで来院される患者さんも大勢おられます。これまで睡眠障害専門外来では、睡眠に焦点をあてて診断治療を行ってきました。これは、いわば当たり前のことでは有りますが、しかし、その背景にある疾患に目を向けなければ、根本的な治療ができないのがこの、成人ADHDにみられる日中の眠気、だと思います。主訴が日中の眠気であるために、どうしても睡眠専門医は、無呼吸やナルコレプシー、午前中の眠気だと睡眠相遅延症候群となどに診断が傾いてしまって、その背景にある根本的な問題を見いだせない場合があるからです。

このシンポジウムが実り多いものになると良いと考えています。