2014年12月24日水曜日

スポーツとスポーツ科学の国際化 (8) 台湾とタイを旅してみて

台湾(中華民国)は日本から見れば、沖縄の先の国ですが、東南アジアから見ると一番北の国とも言えるところです。台湾は、東南アジアというよりは、東アジアに所属しているとも言えますが、バンコクまで3時間の飛行を考えると、東南アジアからは随分と親しい国に思えます。

一方、バンコクでいくつかの大学を訪問したのですが、タイはインドシナ半島では最も先進的な国で、ASEANをリードしているように思いました。タイは、多分ラオスやミャンマーなどと今後は手を組みながら、経済文化圏を作っていくのではないでしょうか。

日本食レストランや日本製品があふれているところをみると、親日的でも有り、日本への期待は大きいと思いますが、日本語という点では、コミュニケーションは(一部の観光関連の人たちを除いて)難しいと思いました。共通語は何かとも考えますが、アジアの共通語は英語か中国語なのではないかと思います。しかし、中国語は、日本、韓国にとってはハンディーがありますし、そう考えるとやはり英語のコミュニケーションがここでも必要になるのではないでしょうか。

日本とこういった国々との関連は、今後強まっていくことは間違い無さそうですが、日本はそういった国々と、力を合わせていくという姿勢を持たなければいけないと思います。台湾は、非常に親日的で、その間に立って、大きな役割を果たしてくれるのではないかとも思います。

東南アジアとの関係は日本は良好であるように思います。多くの素晴らしい学生たちも、居ます。今後、様々な関連の中で相互の交流が発展することを期待していますし、自分自身もこれを推進していきたいと思っています。

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