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2014年5月6日火曜日

JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会 (2)

昨日、卓球団体世界選手権が終わって、男子は銅、女子は銀メダルでした。金は、男女とも中国で、卓球の中国の強さを思い知った気がします。私は、卓球のことはほとんど知りませんが、今回は試合を見に行ったこともあって、結果に非常に興味がありました。特に、女子の元代表監督である近藤先生からの招待だったので、女子が決勝に残った時は期待しました。結果は、0-3でしたが、内容としては大きな進歩があったということでした。

今回の試合には、福原選手は怪我でメンバーに選ばれていませんでした。福原さんは、以前早稲田大学に所属していたこともあって、私は応援したいと思います。なかなか卓球との両立は難しかったと思いますが、もし引退されてまた勉強する時間があれば、大学に戻られるのも悪くないように思います。アスリートで大学生活を送っていくのは、確かに大変なことです。特にラケットゲームなどで、遠征して試合をこなし、ポイントを稼ぐゲームでは、授業との両立は難しい面があります。スケートの中野友加里さんは、早稲田大学のeスクールを卒業されていますが、このようなインターネットを使った教育制度は、アスリートに向いているかもしれません。しかし、私は選手生活を送られたあとに大学生活を送るのも悪く無いと思っています。特に、学部にこういった社会人入学生が入ってくることは、高校から来た若い学生に対して、とてもよい効果があります。社会人入学生は、学ぶ目的をしっかり持っているので、その姿をみて、大学で学ぶことを、若い学生が学ぶことができるからです。

さて、卓球は中国が圧倒的に強く、日本も上位です。こう見ると東洋人が多いように思います。オーストラリアとの大戦でも、選手の一人は東洋系の方でした。この理由はわかりませんが、なぜブラジル人はサッカーが上手なのかという疑問と同じようなことのように思います。東洋人の体型の優位性は、無いようにも思います。

石川佳純選手が、次のオリンピオックを目指して更に上位、つまり優勝を狙うという言葉は、本当に力強く感じました。

2014年5月2日金曜日

JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会 (1)

私は、早稲田大学で「スポーツカウンセリング」という講義をやっています。秋学期の講義で、15回の中で、臨床心理学に関連したカウンセリングの基礎から、アスリートに対してのカウンセリングの応用までの話を学生にします。この講義に、昨年、2008年北京オリンピックの女子卓球監督、近藤欣司先生が聴講を希望されました。私としては、非常に緊張感が会ったのですが、とても丁寧な方で、卓球関連の仕事がない限り、私よりも早く教場にきておられ全出席をされました。最後の一回では、学生向けに北京オリンピックでの監督としてのご苦労について、早稲田大学の学生にお話もいただき、私としてはむしろこちらが勉強させていただいた思いです。このような御縁があって、今回の世界選手権のチケットを頂き、昨日代々木第1体育館に行ってきました。

行ってみるとアリーナ席で、本当に間近に選手の様子が見えました。私が北京の時から大ファンである、平野早矢香選手も出場し、大感激いたしました(写真)。


卓球は、メンタルなスポーツだということは知っていましたし、近藤先生からもいろいろとお話を伺っていたのですが、このような試合に行ったのは初めてだったので、いろいろと勉強になりました。近藤先生は、選手がタイムアウトの時に監督からどのように声をかけてもらいたいかを聴いたそうです。そうしたところ、ガンバレなどということは言ってもらいたくないということでした。では、何を言ってもらいたいか、それは、そういう時にどう対応するかの具体的なアドバイスがほしいということだったということです。逆に言えば、そういった時に精神論に走らず、具体的なアドバイスがしっかりできることが良い監督の条件の一つでもあるということだと思います。以前に、早稲田のラグビー部の名監督であった清宮監督と話をしたことを思い出します。清宮監督にどのようにアドバイスをするのかを聴いたところ、普通にこうした良いということを、いつもグランドで言うだけ。という答えでした。どうしたらよいかということをきちんと示せるということが大切だということだと思います。

今日の試合は、日本選手の活躍で、すべてストレート勝ちで、そんなことを考えるまもなく、スカッと終わりました。近藤先生に御礼のメールをして、平野選手の試合が見られたのが感激だったとお伝えしたところ、平野選手のサインを頂けることになりました!

2014年3月2日日曜日

アスリートのモチベーションから学ぶこと

アスリートやアスリートのメンタルサポートをしている人たちに関わっていると、精神科臨床でも役に立つ様々なことが学べる。先日、埼玉スポーツ精神医学懇話会を立ち上げて、少人数の地域の精神科の先生に集まっていただく会合をした。その時に、所沢メンタルクリニックの児玉芳夫先生にお話をいただき、その中で「自我目標」と「課題目標」という内容を伺った。この概念は、私は詳しくなかったので調べてみたところ、新しいところで「城西国際大学 紀要 2013 深山元良先生の論文」があった。そこから下に図を引用します。

おおまかに言えば、自我目標というのは、今度の大会で3位に入ったらみんなが喜んでくれるのでがんばろうというようなもの。しかし、これは、3位に入れない大会は、出ないでおこうということにも繋がるという。一方で、課題目標は、次は今のベスト記録を0.5秒縮めることだというようなこと。これであれば、常に前に進むモチベーションに繋がる。したがって、アスリートが課題目標を持てるように指導するのが良いという。

これで思い出すのは、以前に早稲田大学のラグビー部の医事関係のしごとをしていた時の経験だ。私が早稲田大学に移動した2003年ころ、ラグビー部は清宮監督になった。そこで変化があったのかどうかまでは知らないが、そのことラグビー部の合宿所に行くと、定期的に行われる測定(50mダッシュとか、ベンチプレスとか)の全部員の値がトレーニングルームに貼りだしてある。このような測定をひと月ごとにやり、自分の測定値と部内の順位が数値として分かるようにしてあるということだった。ラグビー部は部員数も相当多く百数十名いる。その中で、トップチーム(赤黒を着る、と言うようだ)に入れるのは、20名ほどであろう。その他の大多数の人たちのモチベーションをどう保つのか。みんな、強い向上心を持っているとは思うが、このような工夫はそれを更に高めるのだと思った。

精神科医療にも結びつく。両親に褒められることを自分の中心においているために、自分の道を見失ってしまう患者さんは少なからずいる。両親の子供に対する対応に、一貫性が無いため、これをしたら叱られないこともあれば、強く叱られることもあるということがあるために、どうして良いかわからなくなってしまう幼少時を過ごしたりする。その結果として、いつも「これでよいのか」という不安から逃れられない全般不安の状態になってしまうということもある。そういう患者さんには、課題目標を与えてあげることも大切だ。課題目標という名前は知らなかったが、そのようなことはしてきていた。揺るぎのない、自分自身でしっかりと捉えられる課題目標を持っていれば、それに向かって自分のペースで努力をすればそれで大丈夫。うまく行かなければ、うまくいくまで努力すればよいだけのことだ。それを、丁寧に励ますのが精神科医の仕事だ。

アスリートから学ぶことは多い。



2014年2月28日金曜日

名言データベース


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私が、確かビジネス関連の雑誌へのインタービュー記事で喋ったことが名言データベースとなって掲載されています。このサイトからは、とくに連絡なく掲載されていました。あとから読んでみると、ああ、まあまあ良いこと言ってるなという感じがします。


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