それを、ここのところ4ヶ月ほど休んでいます。なんとなく練習をしない日が増えて、まあいいかなというのが続きました。その前兆としては、開業で忙しかったということもあって、なんとか感覚をキープするくらいしかやっていなかったという状況がここ2年ほどありました。
昨年末には一度エンジンがかかり、このときは一度ジャズクラブのセッションに参加しました。このときの起爆剤にもなっていた、Chad Lefkowitz-Brownをまた聞き出して、練習を再開することにしました。
ミックスリスト - チャド・レフコウィッツ・ブラウン
Lupifaroテナーサックス |
さて、話を、チャドに戻すと彼はスーパーテクニシャンと思いますが、なんといいますか、アマチュアが巷のジャム・セッションに出かけて、そこで「おお、あいつうまいな」と言われるそのライン上の手の届かないところにいるような演奏を、このスタンダードセッションでは展開しています。
スタンダードセッションというのは、ジャズのスタンダード曲(誰でも知っている多く演奏されている曲)を、みんなで打ち合わせ無しにやるようなセッションです。コード進行は共有されているので、その上で自由に演奏を展開するということです。
ものすごく上手ですが、過剰にはみ出し、アウトフレーズを使うということもなく、かつ、小粋なフレーズをこれでもか、これでもかと出してきます。
夏は、どうしても園芸が忙しいのですが、冬にむけてまた練習を再開したいと思います。目標としては、9月か10月にジャム・セッションにまた出かけることです。まずは、ロングトーン、音階練習から(割と、この地道な練習が私は好きなのですが)、始めたいと、チャドにはえらく触発されました。