フィデル・カストロ議長との握手 カストロの評価はいろいろと分かれますが、 彼と握手をしたという経験は やはり記帳なものだと思っています。 |
革命宮殿のセキュリティーは非常に厳重でした。我々は日本からの公式の訪問団だったので、それでも比較的緩やかだったのだと思いますが、持ち物は全て出すように言われました。そして、持ち物は自分たちとは別の方向に運ばれ、我々はセキュリティーチェックを受けて、建物の中に入るという具合です。中で、持ち物は返してもらえます。
部屋に通され、そこで飲み物などを飲んでいると、いよいよカストロ議長が現れました。本当に胸の高鳴る瞬間でした。カストロ議長は、背の高いガッチリした老人でした。私がお会いしたときは、70代でしたが、現役で執務をこなしており、非常に健康そうでした。
一通りの挨拶が終わったあと、一人ひとりと握手をし、写真はキューバ政府の担当者が撮影いたしました。このときに頂いた写真がこれです。
このあと、少し歓談した後に、午後9時ころに着席の夕食をとりながら、訪問団とキューバ政府関係者との懇談が行われました。
(つづく)
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