2016年6月27日月曜日

第31回 日本老年精神医学会

6月23日24日に金沢市で開催された、第31回日本老年精神医学会に参加しました。

私は、高齢者の治療に関しては、早稲田大学に来る前の東京都精神医学総合研究所の時代から、東京都多摩老人医療センターや板橋にあった東京都老人医療センターにて勤務をし、外来業務を担当していましたので、専門的なトレーニングを積んでいると思っています。また、2003年に早稲田大学に赴任してからは、近隣の啓仁会平沢記念病院にて診療を続けています。現在は名誉院長になられた平沢秀人先生は、東京都老人医療センターで長年高齢者の治療を続けてこられた方で、平沢記念病院でも高齢者の治療は多くしてきました。

しかしながら、日本老年精神医学会には所属していませんでしたが、高齢者の精神科治療に関連した再診の知識を得ながら、更に自分の知識を整理するために、日本老年精神医学会の専門医を取ろうと思い、昨年10月に入会いたしました。2015年の学会では、シンポジウムに招聘されたので、そのときに入会すべきだったと思います。

今回、学会員として聴講しましたが、非常に密度の高い学会で非常に勉強になりました。特に認知症の診断治療に関した最前線の知識を、この分野の専門家の先生方の講義を聴いてまとめて勉強できるのは本当に有意義でした。

また、この学会では、長年この分野で活躍しておられる松下正明先生をはじめ、私が早稲田大学の前に所属していた東京都精神医学総合研究所の時代に一緒に仕事をさせていただいた先生方も多くおられるので、懐かしい気持ちになりました。

新しいトピックスでは、アミロイドPETを用いて、まだ症状からは認知症と診断しにくい初期の患者さんのアミロイドの沈着の程度を判定し、今後の発症に関わる診断的情報とする技術の紹介もあり、この分野が大きく発展しているとも知りました。今後、定期的に学会に参加し、知識をアップデートするとともに、知識を普段の臨床に活かしていきたいと思っています。

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