2015年9月10日木曜日

マリファナの医学的使用 (その後のTwitterでの反応)

先日、マリファナの医学的使用についてのブログを書き、これについてもTweetしたところ、いくつかの反応がありました。「日本でのマリファナ使用の状況が分かっていないね」というもの、また「解禁されるとね、事件事故が減る」という反応も同じTweetでありました。この他には、積極的に医学利用することについての臨床研究ができない状況があるということを教えていただいた、Tweetもありました。(下記画像)

Twitterでの反応


Twitterは、短い文章で書くので、気を使うのですが、いろいろな人達の意見が見えるので、自分の気づいていないことに気づける面があり、有効ですね。このTweetで紹介してもらった、日本臨床カンナビノイド学会の情報を下記に転送します。

実際、2003年のLancetの論文をみると、Cannabis(大麻成分)は、アルコールや多く用いられるベンゾジアゼピン睡眠薬・安定剤よりも有害性が低いとされています。この論文は、私は睡眠薬使用上の注意について話をするときに使いますが、今回改めて別の角度から認識しました。必要なときに、医療使用を行うことについては、今後日本でもデータを集める活動が出来る仕組みはあったほうが良いように思いました。

臨床で使われる薬物にしても、このような大麻の医学利用にしても、議論の途上には様々なバイアスのかかったデータが示されて、結局のところ、一応客観的なエビデンスをベースにした判断は難しいのだと思います。さらに言えば、最終的なところは、一応客観的と思われるデータをもとに、その時に、その地域に居合わせた人たちが、「価値判断」をして決めることなのだとも思います。現状の日本では、まだまだ現状の客観的と思われる知識が普及していないことなどもあって、使用禁の意見を持っている人が多くいるのではないかと思います。下記のような学会や、様々な場で、今後も議論が進むべきテーマなのだと分かりました。

いろいろと、勉強になりました。


http://cannabis.umin.jp/index.html
9月27日(日)9:30(受付開始) 10:00 ~17:00  懇談会17:30~19:00
第1回 日本臨床カンナビノイド学会 設立記念講演会
場所:昭和大学旗の台キャンパス 上條講堂(懇親会は入院棟 17 階 タワーレストラン昭和)
<見所>
カンナビノイドの医療利用研究の世界的権威 メラメード博士が来日
スタンフォード大学フーバー研究所教授 西 鋭夫博士が来日
日本臨床カンナビノイド学会編「カンナビノイドの科学」が刊行 学会当日に購入可

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