今年のル・マンで、トヨタが優勝しました。 しかし今年は、自動車メーカーがバックアップするチームはトヨタのみで、ポルシェやアウディなどは撤退してしまっています。今後は、自動車レースは、電気自動車が主体となっていくと思われます。
この流れは、非常に興味深いし、私自身は良い方向であると思っています。今後、ル・マンそのものも、電気自動車のクラスができ、次第に電気自動車が主体になっていくのではないかとさえ思います。
これはいくつかの点で興味深いです。私自身も、日産リーフに乗っていますが、排気ガスがなく、エンジンルームなどもベタつくもののない清潔な状態で、ガソリン車とはずいぶん様相が違うと思いました。一方で、一回の充電での走行距離や充電時間はまだ改良の余地があると感じています。
ル・マンは、24時間でどれだけの距離が走れるかを競うレースですが、上記のような電気自動車の性能をためすのは、非常に良い環境ではないかと思います。
今回のトヨタの優勝は、意味のあるものだったとも思いますが、今後のモータースポーツの変化も、注目していきたいと思っています。