2017年4月10日月曜日

時差ボケ朝日新聞

少し前になりますが、スポーツと睡眠に関わる興味深い記事が朝日新聞に出ていました。この記事は、自分で見つけたものではなく、花王と共同で行った短時間睡眠と肥満に関わる論文について朝日新聞が取材に来たときにお話しする中で、その記者さんが書いたものとして紹介いただいたものです。

http://uncyclopedia.wikia.com/wiki/HowTo:Beat_jet_lag
この記事は、時差ボケとスポーツパフォーマンスに関わる論文として、最近の知見として興味深いものであったのでご紹介します。

こちらの記事

本研究は、大リーグチームの「1992年から2011年までに開催された4万6535試合をホームとアウェーに分けて分析」したということで、結果としては、Fly East、つまり東向き飛行(カリフォルニアからニューヨークに戻るなど)のあとにホームゲームをすると、勝率が低下するとしています。

この研究は、興味深いものではありますが、これと似た別の研究も実は過去にあり、この1997年の研究では、NBAのバスケットボールゲームを同様に分析しています。この分析では、逆に東向き飛行のあとのゲームで勝率が上がるとしていますが、これは、ナイトゲームでは、西海岸にいたときの生物時計のままのほうが、東海岸でのナイトゲームではよいよい体内のコンディションを作るからであろうと考察しています。

こちらの論文

これらの論文をみると、一概にいえない面も多くあり、経験からは選手に対する時差のアドバイスは、慎重にしないといけないとも思っています。どのように睡眠を取ったらよいかは、過剰に理論に走らず、選手の顔を見ながらの現場の判断が優先されると行っても良いかもしれません。これはいわばアタリマエのことだとも思いますが、それだけ経験がいる判断であるとも言えると思います。


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