2017年1月20日金曜日

睡眠時間の短縮が肥満リスクを増加させるメカニズムを解明 - 花王との共同研究

株式会社花王と、以前から行っていた短時間睡眠と代謝に関連した研究が、論文として発表されました。これにともなって、早稲田大学と花王の両方からプレスリリースが出されました。

論文は以下のものです。
http://www.nature.com/articles/srep39640

英国Nature Publishing Groupの電子ジャーナルScientific Reportsに2017年1月10日にオンラインで掲載されました。

この研究の詳細は、早稲田大学のプレスリリースをお読みください。
https://www.waseda.jp/top/news/47804

この研究は、花王の研究所が所有している、メタボリックチャンバーの使用なしにはできない研究でした。我々の睡眠の生理学測定についての技術と、花王の代謝に関連した研究の技術の両者の協力で、非常に興味深い研究ができたと思います。

睡眠時間が十分でない生活をすると、食欲が増し、肥満のリスクが増加する。十分な睡眠をとることが、健康な体を維持する上でも重要な事が明らかになりました。


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