2016年10月10日月曜日

慶應医師会 産業医研修会

私は、日本医師会認定産業医なのですが、会社の嘱託産業医としての仕事はしていませんでした。前回この資格をとってから、何度か資格を維持するための講演会などには出ていますが、積極的に維持することをしていませんでした。5年経って、もう維持するのをやめようかとも考えたのですが、同僚の医師からは、ストレスチェックも始まり産業医としての仕事も増えると思うので、維持したほうが良いのではないかとアドバイスを受けました。

北里講堂もですが、この写真の予防医学教室の
建物には圧倒されました。いつまで使われるの
かはわかりませんが、道の反対側では、
平成30年竣工の新しい巨大な病棟が
建設中でした。
そこで、これから維持できる講習会を探したところ、慶應医師会産業医研修会がありました。場所は、慶應義塾大学医学部信濃町キャンパスです。このキャンパスは、明治時代から慶應義塾大学医学部があった場所ですが、私は、大昔に一度だけ医学部精神科に入局できるのかを問い合わせるために訪問したことがありました。しかし、そのときは、慶應に血縁者がいるのか、あるいは、推薦者がいるのかということを聞かれ、つながりのない人は受け入れられないというような答えをされた覚えがあります。(しかし、これは現在の慶応大学医学部精神科の体制とは全く異なっています。現在の慶応大学医学部精神科では、後期研修の医師を多く受け入れ、慶応大学卒業生だけでなく様々な大学の卒業生が一緒になって後期研修やその後の研究活動を行っているようです。)

さて、この慶應のキャンパスですが、その裏手にある北里講堂というところで講習会はありました。この建物が、歴史を感じさせる建造物です。そして更に歴史を感じさせるのが、講習会の一部が行われた写真にある予防医学教室建物で、古い時代の慶應義塾大学医学部信濃町キャンパスを彷彿とさせます。

産業医の研修会は、面白かったです。自分の専門外のところでは、肝疾患、腰痛などの対応の仕方、職場巡視、環境測定などの話が聞けました。最近は、精神科という専門分野の話も多く、職域におけるメンタルヘルスの話も多くありました。またストレスチェックの運用についても、講義がありました。

今後、私は産業医としての活動もしていこうと思っています。産業医は、実際の職場巡視も行い、患者さんとして見ていた人たちがどのような場所でどのような悩みをもっているのかを見ることもできると思います。それによって、精神科医としての幅も広がると確信しています。

講義の内容も興味深いものが色々あったので、トピックとしても取り上げてみようと思います。

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