2016年7月6日水曜日

バングラデシュ・ダッカのテロ事件

今回のテロ事件については、怒りを禁じえません。犠牲になった日本人の方々、ご家族に心から哀悼の意を表したいと思います。バングラデシュという国のために、意欲をもって渡航した人たちがテロの犠牲になるという構図は、本当に許せない思いがあります。

バングラデシュは、歴史的に見るとイギリス領インド⇒独立インド⇒東パキスタン⇒バングラデシュと、歴史の間で揉まれてきた国です。経済的にも裕とはいえず、ジョージ・ハリスンがバングラデシュを援助すべく、同名の曲を歌ったのを思い出します。

近年は、経済的にも発展してきているようで、2015年のGDPは、世界46位で、ポルトガルやギリシャと同レベルです。私はバングラデシュには行ったことがありません。インドには10回ほど行きましたが、インドと同様にバングラデシュも貧困層と富裕層の差は非常に大きいように思います。

このような、国と国との間の貧富の差や、国内での貧富差には、安全で裕な国日本はしっかりと目を向けなければいけないと思います。さらにそういった援助については、援助される側から見れば、先進国の勝手な思いが見える面もあるかもしれません。しかし、多くの海外援助に取り組む若い人た日は、純粋な思いを持ちながら、また日々の活動の中で葛藤しながら懸命により良い援助を目指して活動していることは間違いがありません。

私の教えた学生も、海外に出向いて夏休みにボランティアをするなどの活動をしていますが、非常に純粋な視点をもっています。また、誤解や間違いを通じて、多くを学んできます。

こういった、葛藤の中から相互の理解を育んでいく姿勢に対しての今回のテロは、現地の人達にとっても全く受け入れられないものではないかと思います。

多くの苦難のなかで国を作ってきたバングラデシュに対して、誤った宗教観からテロを行う一部の人達、またその指導者に対しては本当に怒りを禁じ得ない思いです。

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