2015年12月1日火曜日

私とジャズと早稲田大学 (Waseda Weekly 過去の掲載記事)

Waseda Weekly 過去の掲載記事
ネットを見ていて、自分が書いた過去の掲載記事があったので紹介したいと思います。消えてしまう前に、私のブログに移動しておきましょう。早稲田のジャズを楽しんでいきたいということが書かれていますが、その後8年間、あまりジャズをやっている学生との交流はありませんでしたね。


私とジャズと早稲田大学


スポーツ科学学術院教授 内田 直
 2003年4月に現職に着任した。当初は趣味をする余裕もなかったが、ここ4年で随分と慣れた。今回はそんなところで、趣味のお話をしたい。
 私は元来ジャズ好きで、滋賀医大時代は京都のライブハウスにピアノで出演したこともある。卒業後医者になり、多忙の中で演奏からは離れていた。米国から帰国して研究所に就職した36歳ころ、女房が結婚式の余興でサックスをやった人が素敵だったという話をした。これだと思った。研究所には実験用の防音室がある。まずは安価なソプラノサックスを買った。37歳の時である。昼休みは素早くランチを取り、毎日小一時間の練習を続けた。1年後、友人の結婚式で『Walz for Debby』を演奏。今考えると恥ずかしい話だが、ピアニストが良かったこともあり、それなりにうけた。それが励みになり精進を続けた。技術が上がると、良い楽器が欲しくなる。40歳の記念に少し高級なテナーを買った。ソプラノよりも表現の幅が広いテナーに魅了され練習。40代半ばごろには、中学時代の友人がピアノを弾いているジャズクラブに出演した。
 しかし、一人で練習するのは持続が大変だ。普段の生活は研究が本務で、そちらをおろそかにすると家族が路頭に迷う。年を取ってからは月日の経つのは早い。気を抜いて、練習しないと、あっと言う間に2、3年は経ってしまい、また一から出直しだ。
 46歳で本学に就職が決まった時、早稲田はジャズということが頭に浮かんだ。数々の優秀なジャズ演奏家を輩出している。モダンジャズ研究会のページを見ても、 北陽一郎(tp)、鈴木良雄(b)、藤本敦夫(comp)、増尾好秋(g)、丸山繁雄(vo)と5名のOBがリストされている。ほかに私の知っている限りでも佐藤達哉(ts)や太田剣(as)などの比較的若手のミュージシャンも「ダンモ」出身のはずだ。タモリの名前も挙げておこう。早稲田の誇るビッグバンド、ハイソサエティオーケストラからも香取良彦(vib)、守屋純子(comp, p)などすごい名前がそろっている。そんな風に私にとって早稲田大学とジャズは一つのイメージを作っていたし、紛れもなく早稲田はジャズの名門校だ。
 勤めて3年が経ち、ブランクを乗り越えて昨年春ごろからぼちぼちと楽器演奏のリハビリをした。昨年後半からは、ジャムセッションにも月に一度くらい参加しだした。そんな中で、早稲田のジャズをこれからは楽しんでみたい。
(2007年5月17日掲載)
Copyright (C) 2007 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.
First drafted 2007 May 17.

0 件のコメント:

コメントを投稿