2015年9月25日金曜日

中国訪問 2015 (1) 情報統制

9月20日から24日の5日間、中国を訪問しました。今回の訪問は、大学の仕事ですが、中国訪問は多分3-4年ぶりです。まずは、私が以前にも訪問した吉林省の長春を訪問し、その後北京を訪問しました。

ブログの更新が遅れたのは、中国のインターネット事情からです。中国は、以前訪問した時よりもインターネット規制が強くなりました。Google, Facebook, Twitter, LINEにはアクセスできません。話を聞くと、「時々できることもある」そうです。Googleが使えないので、Yahoo!を主に使いましたが、検索が普段通りの方法で出来無いというのは不便です。Googleが中国から撤退した当時のいきさつを読むと、Googleの潔さが現れているように思います。

このような一つの状況を見ても、中国での情報統制が相当強いものだということがわかります。中国に済む日本人や若い中国人と話しをしていても、例えばインターネット警察が問題のある文字列を検索し、内容が問題があれば削除するなど、強い言論統制がなされていることが分かります。

更に、テレビをみると抗日ドラマが毎日のように放映されています。

このような国では、特に人文科学の分野では、政府が好ましいと思うような研究しかできないという問題点があるように思いますが、しかし、一方で大学人はこれに対しては、思想の自由、言論の自由を確保できるような考え方を強く持っているということも感じます。

しかし、大学にしても中国では、大学の学部など各組織には、中国共産党に所属する教員が必ず居て、学問の府の自由をある程度許容するものの、中国共産党の方針に反する運営を行わないようにするという仕組みは作っているようです。

Sensational Triumphという
日本のラグビーチームを称える中国日報の記事
日本に留学している中国の学生たちと話しをすると、日本という環境の中では比較的自由に考えを話し、学問の自由が保証されることが重要だという考えを持っていることは、安心する材料です。中国は、国が発展するプロセスにあり、まだこれからいろいろな変化が起きてくるという好意的な捉え方もできるとは思いますが、しかし国自体は既に強力な軍事力を持っており、近隣諸国だけでなく世界中への影響をすでに持っているので、やはり注意深く観察を続けていく必要のある国だと思いました。

この中で、ほっとする良いニュースは、飛行機でもらった中国日報英語版に、日本のラグビーチームが南アフリカを負かすというアジアチームとして初めての快挙を成し遂げた、という記事が出ていたことです。スポーツのもつ、平和な良い力を感じさせる記事でした。

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