2015年7月13日月曜日

なでしこジャパン 準優勝 (最初の16分)

なでしこジャパンが、準優勝で帰国しました。我らが、早稲田大学スポーツ科学学術院教授 広瀬統一先生もフィジカルコーチとしての役割をしっかりと終えて帰国しました。ワールドカップ連覇はなりませんでしたが、2度の決勝進出はやはり素晴らしい出来だと思います。

私は、最初の16分間に5点のうち4点を取られたことは、しかし、反省の材料にはなるのではないかと思っています。私は、サッカーが好きなだけでサッカーの戦略的な専門家でも何でもないので、私の考察はあまり的を得ていないかもしれません。しかし、アマチュアレベルでもスポーツをやっていると、そう多くはないものの時々こういう場面に出会うように思います。

東洋経済の記事より
十分に練習はしていたのだけれども、何か歯車が合わない。ここで相手の調子が良いと、あれよあれよというまに、どんどんやられてしまう。こんな時に、どうしたら良いのか。

タイムアウト: サッカー意外の競技ではこういう時によく監督はタイムアウトをとります。お互いの実力が、タイムアウトをとっただけで変わるわけではないと思いますが、「流れを変える」という意味で、タイムアウトは意味が確実にあるように思えます。これは、「心理的な」作戦です。バレーボールなどのチーム競技でも、卓球などでもタイムアウトがとれたと思います。サッカーでは、タイムアウトは取れないのですが、私はラジオを聞いていて解説の早野宏史さんが、もう4点取られたあとだったか、「とにかくちょっと足が痛いって誰か倒れて、試合を切ったほうが良いですよ」と話していましたが、サッカーではこれも作戦としては大事なんだと思いました。自陣でボールを回すことの危うさが、試合開始直後の段階ではどうなのかはわかりませんが、時間稼ぎというのは、「流れを変える」という意味では、早い段階で何らかの、「流れを変える」「心理的な」決断がされても良かったのかもしれません。

経験のある選手の存在: そんな時にどうしたら良いのかは、私がこんなところで書くよりも、経験のある選手のほうがよく知っているでしょう。佐々木監督が早い段階で岩清水を下げ、澤を入れたのは私は意味のあることであると思いました。その後のなでしこの戦いぶりは、順当なものだったと思います。澤が先発に入るという選択肢は、今から考えればもしかしたらこういう試合では悪くなかったのかもしれませんが、これはあとから考えてそう思うだけのことです。これに関して言えば、澤と同等の経験をもつ選手を育てることが最も大切なことで、そして、これは実際になされていることです。したがって、結局のところはほんの少しの様々なずれが、今回のような結果につながったという一般的な解釈になるのかもしれません。

アメリカが強かったと言うのは絶対的事実として、認めざるを得ないと言うこともあります。

このような中でも、良かったのは、多くの若い選手がこの経験を共有できたことです。なでしこの選手はいつも明るく振舞っていますが、この経験がなんでもないものである訳はありません。この経験は、引退する澤だけでなく、若い選手に共有されている、そしてそれは未来の強さに必ずつながってくれるものと信じています。



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