2015年7月23日木曜日

立派な精神科医とは… 10 Hallmarks of a Great Psychiatrist (Psychiatric Times)

Psychiatric TimesにGreatな精神科医の条件は何かというようなコラムがありましたGreatといのは、なんと訳したら良いのでしょうか。立派なというも良いかどうかわかりませんが、書いている内容をみると、「ちゃんと患者さんを診察できる精神科医」というような意味で使っているようです。

大切なことなのですが、このスライドの絵をクリックすると、11の条件が書いてあります。これを訳して見ようかと思ったのですが、途中まで呼んでみてちょっと馬鹿らしくなりました。

最初の、『疾患をしり、その疾患をもった患者を知り、そしてそれらの間の相互作用を知っていること』というのは、なかなか含蓄のある言葉だと思いました。しかし、その後、11あるうちのいくつもを見ていると、まあ、そう言えることもあれば、そうでないこともあるなぁという感じで、こんな11の条件を意識するより、柔軟に患者さんの目から見える世界、感じている世界を知ろうとするということのほうが大切という気持ちになってきます。

例えば、Admits mistakes and tries to learn from them—practice makes progress. 『間違いを認め、そこから学ぶ。練習が進歩を生む。』というようなことは、正しいとは思いますが、どのような分野でも真摯に学ぼうとする者にとってはアタリマエのことであって、ちょっとくだらない内容に思えました。

Psychiatric Timesは、時々読んでいてそれなりにためになる記事が多いので、個々でも紹介していますが、これは私にとってはハズレでした。

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