2015年6月29日月曜日

食事と記憶

大学の学部ゼミでは、各ゼミ生は必ず一度は自分の興味のある英文論文を探してきて、読むようにしています。多くは、私自身も読んだことがある、あるいは、だいたい内容を把握している論文なのですが、時に新しい知見に出会うこともあります。今回、しっかりとカロリーをとると記憶が良くなるという結果を示した、2012年のPLOS/Oneの論文を読んできた学生が居ました。読解力もよく、非常に参考になったので紹介したいと思います。詳細には、下記に出展をリンクし、抄録を載せましたので、御覧ください。


端的に言えば、食事をしっかりして記憶課題をやると、記憶が良くなるというものです。記憶課題は、単語を覚える宣言記憶課題と、タッピングによる手続き記憶課題を行っています。下記の図が実験の方法を示したものですが、一日目(Day1)の朝に、2つの記憶課題をやり、たくさん食事をする日、少ししか食べない日の2つのコンディションで、それぞれ、その夜にたっぷり眠る(7時間)と、断眠する(TSD)という2つの条件で夜を過ごします。食事について2条件、睡眠について2条件なので、合わせて4条件です。そして、それぞれ翌朝、どのくらい記憶が定着しているのかを調べるテストを行います。



結果としては、下の図のようになりました。

つまり、Aの方は、単語を覚える宣言記憶課題ですが、眠らないと良い成績がでません。また、食事とは関係ありませんでした。一方で、タッピングによる手続き記憶課題を見ると、眠れば食事の量にかぎらずよく記憶されるのですが(運動学習がしっかり行われる)、眠らなくても、しっかりと食事をしていれば眠った時と同じくらいしっかりと学習するということが示されています。
この結果には驚きました。食事は、大事ですね。


PLOS / One


  •    Published: June 29, 2012
  • DOI: 10.1371/journal.pone.0040298



Abstract
Sleep enhances memory consolidation. Bearing in mind that food intake produces many metabolic signals that can influence memory processing in humans (e.g., insulin), the present study addressed the question as to whether the enhancing effect of sleep on memory consolidation is affected by the amount of energy consumed during the preceding daytime. Compared to sleep, nocturnal wakefulness has been shown to impair memory consolidation in humans. Thus, a second question was to examine whether the impaired memory consolidation associated with sleep deprivation (SD) could be compensated by increased daytime energy consumption. To these aims, 14 healthy normal-weight men learned a finger tapping sequence (procedural memory) and a list of semantically associated word pairs (declarative memory). After the learning period, standardized meals were administered, equaling either ~50% or ~150% of the estimated daily energy expenditure. In the morning, after sleep or wakefulness, memory consolidation was tested. Plasma glucose was measured both before learning and retrieval. Polysomnographic sleep recordings were performed by electroencephalography (EEG). Independent of energy intake, subjects recalled significantly more word pairs after sleep than they did after SD. When subjects stayed awake and received an energy oversupply, the number of correctly recalled finger sequences was equal to those seen after sleep. Plasma glucose did not differ among conditions, and sleep time in the sleep conditions was not influenced by the energy intake interventions. These data indicate that the daytime energy intake level affects neither sleep’s capacity to boost the consolidation of declarative and procedural memories, nor sleep’s quality. However, high energy intake was followed by an improved procedural but not declarative memory consolidation under conditions of SD. This suggests that the formation of procedural memory is not only triggered by sleep but is also sensitive to the fluctuations in the energy state of the body.



2015年6月25日木曜日

Mike Stern Band ブルーノート東京

本当に久しぶりに、ブルーノート東京に行きました。たまたま、ジャズクラブに行きたいという、友人の言葉から、ブルーノート東京のスケジュールを調べたところ、Mike Stern Bandを見つけました。Mike Sternは、Miles Davisのグループに一時は所属していたことのあるギタリストですが、なかなかノリの良いリズミックなギターを演奏します。

また、ベーシストはVictor Wootenで、彼もなかなかの業師です。Victor Wootenの演奏はこれまで聴いたことはないのですが、聴いてみたいベーシストの一人でした。

しかし、私がこのバンドを聴きに行きたいと思ったのは、サックスのBob Franceschiniがバンドに入っていたからです。BFのサックスは、パワフルで繊細。彼のライブはぜひ聴いてみたかっということがあります。

私が気にっている、彼のYouTubeの演奏を一つご紹介しましょう…!



2015年6月22日月曜日

うつ病と肥満 (Psychiatric Times)

Psychiatric Timesにうつ病と肥満についての記事が出ていました。非常に興味深いポイントを指摘しているので、取り上げてみました。主には、APAにおける、Julio Licinio, 医師による発表を元にしているようです。

うつ病と糖尿病の関係についてのポイントは、

• 2つの疾患は頻繁に共存する。疫学研究は、これら2つの疾患は双方向に影響を与えているということを示唆しています。
• 抗うつ薬は、体重増加をもたらす。
• ストレスは、うつ病と肥満を引き起こす可能性がある。そして両方が、心血管障害の悪化因子である。
• 両疾患にかかる医療費が莫大なものである。


ということです。いくつかの関連のバックグラウンドとしては、

1.グルココルチコイドの上昇
この両者については、ストレスが両者の発症に関わっているということが共通しています。ストレスによって、グルココルチコイドが上昇することが、ひとつは海馬のCA3領域の神経末端の萎縮をおこさせるということ。もう一つは、糖尿病と関連してグルココルチコイドの持続的上昇が耐糖能低下を起こさせるということです。

2.レプチンの減少
レプチンは、脂肪細胞から賛成されるペプチドホルモンですが、これは視床下部に働いて満腹感を与える働きをもっています。うつ病やストレスに暴露した動物の実験で、レプチンの量が減少しているということも知られていて、うつ病の病態に関連しているとも考えられています。さらに、レプチン欠損マウスでは脳重量および皮質のボリュームが低下していることも示されています。

3.肥満した人でのレプチンの働き
レプチンは脂肪細胞からつくられるので、肥満した人ではレプチンが多く、満腹感をもって食欲が減少するように思われますが、肥満した人では、血液脳関門におけるレプチンの輸送がうまく行かず、脳内のレプチンの働きが低下しているということも実験的には示唆されています。

4.抗うつ薬による体重増加
抗うつ薬は、多分抹消におけるIGF-1の上昇を介して、体重増加をもたらす副作用があることが知られています。また、Licinio医師は、短期間抗うつ薬を服用しても、その後も体重増加の影響が残ることを指摘しています。


うつ病の患者さんは多く居ますが、抗うつ薬による肥満、そして糖尿病の発症、あるいは悪化などについても、臨床の中では常に頭において置かなければならない問題だろうと思います。

受診は すなおクリニック (大宮駅東口徒歩3分)へ

2015年6月18日木曜日

朝日新聞記事: 脳から考える男女の差 ねたみ強い男性、知能分布も違う

非常に興味深いインタビュー記事が、朝日新聞に掲載されました。インタビューを受けているのは、脳科学者の中野信子さんという女性の研究者です。脳の男女差や、これにつながらる能力の男女差というのは、なかなか取り上げにくい分野です。このような分野には、人種による脳機能の際などが有ります。これらの結果は、様々な社会的な差別につながるからです。

しかしながら、中野さんは本人が女性だということもこの研究をやりやすくしている側面が有る遠見おマスが、果敢にも男女差の問題に取り組んでいます。私は、中野さんのことを知りませんし、原著を読んだこともありませんが、多分、『上側頭溝』という部分の男女差の論文などを出しているのではないかと思います。最近のMRIの進歩から、脳の特定の部分の体積を測定し、比較することが用意になってきました。これは、疾患について、疾患が進行する中で脳の各部分の体積が変化するのかなどの応用がなされていますが、異なった2群での比較も可能です。

中野さんは、年齢など様々な様相を一致させた男性の群と女性の群を比較したのではないかと思います。(原典を読むべきですが、見つけられませんでした)。

この結果、上側頭溝は、「コミュニケーション能力をつかさどっています。男と女を比べると、女が大きい。お話をしたり、空気を読んだりという気質は、女が高いと言えます」と言っています。

実際に、脳機能の男女差は有ると思います。興味深いのは、性同一性障害(「性別違和」と最近は呼ばれています。)のホルモン治療によって、女性に男性ホルモンを注射し続けると、次第に脳機能に変化が現れることです。具体的には、ホルモン療法によって、生物学的に女性の体を持った人に男性ホルモンを打ち続けると、空間認知能力が向上するという研究などが有ります。

しかし、このような変化を、妬みなどの実生活の機能に結びつけて論ずるのは、やはり誤解を招く結果になるようには思います。中野さんは、その点はかなり注意深く発言していように感じられますが、その意図をしっかりと受け止めることが出来る人ばかりではないので、最初に書いたように社会的な差別につながらないように、慎重に考えることも大切だと思いました。

2015年6月15日月曜日

ル・マン24時間レース 2015

私はモータースポーツの熱狂的なファンというほどではありません。しかし、子供の頃から、興味はありました。実は、私の父親は富士重工に勤めていて、小学校の時代には群馬県の太田市に住んでいました。富士重工の太田市の工場には、テストサーキットがあって、私の家は小高い丘の上にあったので、テストサーキットの様子が見えました。小学校でも、富士重工に務めている人の子弟も多く、その頃、モータースポーツの話題は結構ありました。生沢徹とか、高橋国光などという名前も覚えています。その頃、プラモデルで、レーシングカーというのもあってそんなのもやった覚えがあります。

時を経て、早稲田大学スポーツ科学学術院に努めていますが、モータースポーツも、当然スポーツの一部と思っています。早稲田大学からも佐藤琢磨さんが、スポーツ科学部の前身である人間科学部スポーツ科学科かを卒業しています。大学時代は自転車部だったようです。私のゼミにも自転車部の学生は居ましたが、レーサーになったものはまだ居ませんね。

ポルシェ919 ハイブリッド
さて、ル・マン24時間レースは、フランスのル・マンのサーキットを24時間走って、最も距離を長く走ったものが勝つ自動車レースで、Wikipediaによれば1923年から開催されているようです。私はポルシェを応援しています。今これを書こうと思ったのは、日本時間のこの6月13日14日が開催日で、今まさに最後の1時間を走ろうとしているところだからです。リアルタイムのストリーミング映像もあります。現在は、ポルシェ919が一位と二位を走っています。このままゴールしてくれ、という思いです。

今回のル・マンで上位を走る車はほとんどすべてハイブリッドカーですね。これにはちょっと驚きました。ポルシェ919もハイブリッドですし、その次に付けるアウディR18 e-tron クアトロもハイブリッドです。日本の車も参戦していて、良い所を走っています。トヨタのTS 040 - ハイブリッドというのが、現在6位を走っています。こういうレースで、日本車はもっといいところに行きそうな気もするのですが、なかなかドイツ車に勝てませんね。上位は、ドイツ車と日本車ですね。

ハイブリッドカーだからでしょうか、ポルシェの車載カメラのリアルタイム映像を見ていると、以前と違って、キーンという甲高い音がしばしば入ります。まるで、宇宙船のようです。ハイブリッドのモーターの音なのでしょうか。今後は、ほとんどの車が、電気自動車になっていくのでしょう。これからの10年後のモータースポーツが、電池で動くモーターを駆動力にしたモータースポーツになっていくのは、ワクワクする楽しみもありますが、ガソリンエンジンの音が聞こえなくなるのは、寂しい気もしますね。

ポルシェが勝ちましたね!
P Driver No. Team Car Class Laps Best Lap Pits Gap First Last Lap Status
1 HÜLKENBERG N. 19 Porsche Team 919 Hybrid LM P1 395 3:18.596 30 4:23.441 run
2 HARTLEY B. 17 Porsche Team 919 Hybrid LM P1 394 3:18.186 30 1 Lap 4:03.277 run
3 TRÉLUYER B. 7 Audi Sport Team Joest R18 e-tron quattro LM P1 393 3:17.475 32 2 Laps 3:30.964 run
4 DI GRASSI L. 8 Audi Sport Team Joest R18 e-tron quattro LM P1 392 3:17.831 31 3 Laps 3:52.564 run
5 JANI N. 18 Porsche Team 919 Hybrid LM P1 391 3:18.917 30 4 Laps 3:43.420 run
6 WURZ A. 2 Toyota Racing TS 040 - Hybrid LM P1 387 3:22.633 30 8 Laps 3:32.099 run
7 ALBUQUERQUE F. 9 Audi Sport Team Joest R18 e-tron quattro LM P1 387 3:17.647 30 2:35.082 3:33.063 run
8 BUEMI S. 1 Toyota Racing TS 040 - Hybrid LM P1 386 3:20.896 29 9 Laps 3:34.809 run
9 IMPERATORI A. 13 Rebellion Racing R-One - AER LM P1 336 3:26.594 32 59 Laps 3:54.655 run
10 HEIDFELD N. 12 Rebellion Racing R-One - AER LM P1 330 3:27.184 34 65 Laps 3:49.484 run

2015年6月10日水曜日

女性アスリートの三主徴 (Female Athlete Triad) ⇒ スポーツにおける相対的エネルギー欠損 Relative Energy Deficiency in Sport (RED-S)

早稲田大学スポーツ科学学術院では田口素子准教授を中心として、女性アスリートを対象としたサポート研究プロジェクトを行っています。私もメンバーに入れて頂いています。

摂食障害にみられる体型への認知の歪み
これまで女性アスリートに特徴的な障害として、「女性アスリートの三主徴(FAT)」という言葉が使われてきました。英語では、Female Athlete Triadで、略してFATとも称されます。この三主徴とは、無月経、骨粗しょう症、摂食障害なのですが、私は摂食障害の女性アスリートをこれまで少なからず診察しています。

一方、昨年IOCから下記の論文が出版されました。

Mountjoy M, Sundgot Borgen J, Burke L, et al.
The IOC consensus statement; beyond the Female Athlete Triad - Relative Energy Deficiency in Sport (RED-S)
Br J Sports Med 2014; 48: 491-497.

この論文は、女性アスリートの三主徴を超えて、更に詳細に女性アスリートに見られる特徴的な障害について述べたものです。IOCコンセンサスステートメントというのは、IOCの中のこの委員会で、同意を得た内容を記載したもので、前回は2005年に出版されているようです。

これまでの「女性アスリートの三主徴」を「RED-S」という名前に置き換え、この病態へのリスク評価、治療、競技復帰の決定について述べています。これまでの女性アスリートの三徴候(FAT)という考え方を超えて、全身的な病態としてこれを捉えることは意味があると思いました。特に、三徴候という名前に縛られると他の部分が見えなくなるということは有ることで、その点についてはこのようなエネルギーバランスという点からこの病態を捉えることによって、広く病態を見られるという点では良いと思いました。

一方で、この論文に対する批判も有ります。Br J Sports Med. 2014;48(20):1461-1465. の記事ですが、原典にリンクが張ってあるのでこれも御覧ください。この批判は、三徴候は「女性」に特徴的な症状を浮き出させて示したもので、この名前からこの分野の研究が非常に進んだということも有るということを主張しています。そして、その他の全身的な変化は男性にも見られる変化が多く含まれており、この病態の問題点を不鮮明にするというような内容で批判をしています。

これも、一理あると思いました。自分自身が、どちらの立場を取るのかといえば、女性アスリートの三徴候という言葉は、今後も使っていこうと思っていますが、一方で実際の診療では、他の身体的な変化(成長、代謝、内分泌、免疫など)にも気を配りながら治療を行うという姿勢を取ろうと思います。

しかし、これはなにもこの疾患に限ったことではありません。最近私は、うつ病の身体症状についての講演が多くなっていますが、これも、うつ病の症状として精神症状だけを捉えるのでなく、身体症状も一緒に治療していくという姿勢をしっかりを持たなければ患者さん自身の持っている問題を解決で来ないということがあります。今回のRED-Sと、これに対してFATを養護する2つの論文は、この両方をしっかり意識した診療を行うことが重要であることを示唆していると考えさせられました。


2015年6月7日日曜日

浦和レッズ vs. 清水エスパルス @埼玉スタジアム2002

エアウィーヴのご好意によって、このチケットが手にはいりました。VIP席です。本当に嬉しいです。VIP席は初めてです。キックオフの2時間前に入場し、食事⇒試合⇒ハーフタイムの飲み物⇒試合という流れのようです。ここまでは、試合に出かける前に書きました。今日の試合は、優勝の可能性のある試合です。レッズが勝ち、ガンバが負ければ優勝が決まります。では、行ってきます!
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エアウィーヴに感謝です。VIPチケットで、良い半日を過ごせました。まずは、入り口でVIPタグを首からかけてもらい、ビュッフェの食事会場へ招かれます。キックオフが16時で、14時から入場できますが、14時15分位に入場すると、結構な人が居ました。食事はビュッフェスタイルで、着席です。面白いのは、相手チームを食べるというので、静岡県の名産のもの(海産物など)が料理されたりしていました。

ひと通り食べ終わると、本日は出場しない選手がダイニングルームに入場してきます。ズラタンという、外国人選手が本日は出場しないので、一緒に写真をとってもらいました。ズラタンは、スロベニア出身だそうです。旧ユーゴスラビアですね。

その後、試合中用の飲み物を紙コップでもらって、ドアを出て階段をのぼるとスタジアムのVIP席です。すでに応援は始まっています。そして、ここからはいつもどおりのアウェイチームの紹介とブーイング、そしてレッズの紹介です。赤一色のスタジアムは、いつ見ても良いものです。

試合は、前半は0-0でしたが、後半に興梠慎三の素晴らしいゴールが決まり、1-0で勝ちました。今のレッズは、パスの正確さやフォワードの足の早さ、ダイナミックな展開など本当に素晴らしいチームです。最近土曜日に仕事をしている関係で、試合を見に行けなかったのですが、久しぶりの試合でとても満足です。

ガンバ大阪が引き分けたので、レッズのステージ優勝は決まりませんでしたが良い日でした。

2015年6月4日木曜日

ジャパンフィットネスとスポーツメディスンに日本スポーツ精神医学会が紹介されました

ここのところ、日本スポーツ精神医学会が熱い!

ジャパンフィットネスというフィットネス関係の方々の雑誌と、スポーツメディスンというスポーツ医学関係の方々向けの雑誌に、立て続けに日本スポーツ精神医学会が紹介されました。

ジャパンフィットネスの方は、私の早稲田大学の教え子の塚本くんが記事を書いてくれました。スポーツ精神医学がどのような分野なのか、そして、これまでのメンタルヘルス運動指導士に加えて、新しくスタートするメンタルヘルス運動指導員制度のについてなどです。

スポーツメディスンでも同様な記事が紹介されています。

日本スポーツ精神医学会は、今年は札幌で学術集会が開催されます。FACEBOOKのページも有り、いろいろな情報が得られますので、ぜひこちらも御覧ください。

https://www.facebook.com/sportspsychiatry


2015年6月2日火曜日

週2回更新します

ブログはこの6月から週に2回更新することにしました。
基本は、月曜日と木曜日にしようと思います。
よろしくお願い致します。

内田直

2015年6月1日月曜日

オスマン・サンコン氏にお会いしました

左より、埼玉県国際交流協会の椎木理事長。
オスマン・サンコン氏、
私、息子さんのオスマン勇氏
大学の仕事の関連で、オスマン・サンコン氏にお会いしました。オスマン・サンコン氏は、埼玉県の上田知事が非常に懇意にされているようで、埼玉県国際交流協会の椎木理事長からのご紹介で面会が実現しました。各方面の方にご尽力いただき大変感謝しています。

オスマン・サンコン氏は皆さんも御存知のようにとても陽気な方で、「今日は暑いねぇ。あんまり暑いんで、こんなに日焼けしちゃったよぉ。」とギャグを飛ばしていました。同行された、息子さんは芸名をヨンコンさんと言っていましたが、日本生まれで、日本語が母国語でした。本名は勇さんと言われますが、勇さんも日本ギニア友好協会のお仕事をされているということでした。

オスマン・サンコン氏は、現在もアフリカ地域の外交官との交流が多くあるようで、現在も現役の対しなどと多く交流されているようです。現在は、東京にお住いで、息子さんの勇さんも、一緒にさまざまな日本とアフリカの交流について、仕事をされているようでした。楽しい面会でした。