2015年4月13日月曜日

スポーツ科学未来研究所 シンポジウム “Bridge the gap between science and application in athletic training” 感想

土曜日の午後に行われたシンポジウムは、90名以上の参加があり、大変盛況でした。取りまとめをした、広瀬統一先生、山内潤一郎先生、本当にご苦労さまでした。

私は、少し遅れての参加でしたが、最初の広瀬先生の講義だけが聞けませんでした。私がついた時には、二番目の演者である、守田優子先生(東京医大睡眠医学講座助教)が話をしていました。この中で、興味深かったのは、不眠の患者さんに対して運動療法を行った結果をお話になった点です。朝行う運動と午後行う運動では、午後行う運動のほうが効果が高いということでした。これは、臨床的に役に立つお話でした。

次に防衛大学校体育学研究室の小西優先生のお話でした。これは、前十字靭帯損傷と神経系の問題についての研究でした。私は、専門でないので必ずしもよくわかったわけではありませんでしたが、神経系との関連については興味のあるところです。

三番目は、寅島静香先生(北海道教育大学岩見沢校)が、妊娠後のスポーツ復帰についてのお話をされました。また、アスリートだけでなく、一般的な妊婦のためのヘルスプロモーションの話もあって、これは、女性にとっては大変重要な課題だと思います。

その後、スタンフォード大学のTammy Morrenoさんというフィジカルセラピー部門の方からの招待講演もありました。彼女は、怪我をした選手が競技に復帰する際にどのような基準で復帰させていくのかという評価の方法について紹介しました。

最後の特別講演では、早稲田大学の鳥居俊先生が、日本陸連における女性アスリートの医科学サポートというお話をされました。これは、女性アスリートの話としてはとても興味深く、そして勉強になりました。

その後の、懇親会にも多くの方が参加され、たいへん盛り上がった会でした。また、開催してほしいという声もあり、検討したいと思っています。

プログラムは以下のとおりでした。

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スポーツ科学未来研究所 シンポジウム
“Bridge the gap between science and application in athletic training”

開催日 : 2015411日(土) 会場: 早稲田大学東伏見キャンパス 205号室
参加費 : 無料
懇親会費: 社会人 1000円、学生 500円 (高校生以下は無料)

13:00      開場
13:30-13:35  開会の挨拶(広瀬統一)

13:40-15:30  シンポジウム    “スポーツ科学は競技力向上や健康増進に貢献できるか? 
・はじめに:女子サッカー選手のコンディショニング
広瀬 統一  (早稲田大学スポーツ科学学術院)
・中高齢者の不眠症状に対する運動の効果
守田 優子  (東京医科大学 睡眠学講座)
ACL損傷と末梢神経系の変化 
          小西 優   (防衛大学校 体育学教育室)
・女性スポーツ競技者のためのヘルスプロモーション ~産前産後の事例報告から~      
                寅嶋 静香  (北海道教育大学 岩見沢校)
・まとめ:エクササイズ科学と身体づくり
山内 潤一郎 (首都大学東京 人間健康科学研究科)

座長:山内 潤一郎
15:45-16:45 招待講演
”Use of the Functional Lower Extremity Evaluation in Return to Play Decisions”
       Tammy Moreno (Director of physical therapy, Stanford University)
座長:広瀬 統一
17:00-18:00 特別講演
女性アスリートのコンディショニングに対するスポーツ医科学の貢献
           鳥居 俊(早稲田大学スポーツ科学学術院)
                                                                                 座長:内田 直
(早稲田大学スポーツ科学学術院)
18:00-18:05 閉会の挨拶(内田直)

18:30-20:00 懇親会(予定)

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